気温が1度違うと、距離が100km違います。
たとえば、気温が1度上がったとしたら、緯度が100km下がった(赤道に近づく)のと同じだと言われています。
東京は100年で約5度気温が上がっていると言ってました。
置き換えてみると、今の東京の温度は100年前の鹿児島の南端と同じ気温なのです。
人間にとっての気温の1度や2度程度はエアコン等の使用で極端に生活などに困る事もありませんが、温度管理されていない屋外の植物やその他の生物にとって、1度の違いというのはとても重要なものなのです。
考えて見ましょう、今、ご自身が住んでいる地域から真南に100kmほど下がった場所の気候が全く同じだと思いますか?
気温が上がれば今までは生息していなかった動植物が現れ、今まで生息していた動植物が消えるだけでなく、今まで無かった病原菌も同時に現れるといえます。
地球温暖化によって広がる可能性のある5つの病気として
1,マラリア
2,デング熱
3,脳炎
4,腺ペスト
5,コレラ
これら5つの病気の拡散が懸念されています。
WHO(世界保健機構)によると、地球温暖化を受けて病気が熱帯から温帯地方へと広がっているそうです。これは、気温や湿度の上昇によって昆虫やげっ歯類(ネズミなど)の生息範囲が広がるためだそうです。
地球温暖化の防止をして今よりも良い地球を未来に残す為に個々の出来る事に取り組みましょう。